歯がしみる原因とは??
こんにちは歯科衛生士の爪川です。
本日は歯がしみる原因と対応法についてお話しします🗣
歯がしみる。
この言葉で皆さんが思いつくのはどんな時でしょうか??💭
・多くの方が冷たい物を食べた時、甘いもの、歯ブラシの先端や風が当たったに起こるキーンとした状態が一時的に起こる『知覚過敏症』だと思います。
『知覚過敏症』は、象牙細管の露出により神経が過敏になる状態。
↪︎対応:象牙細管を塞ぐ薬の塗布、レーザー
実は…その他にも原因が潜んでいます
・食べ物を食べ、糖が歯面に付着し酸を産生し歯を溶かしてしまう『虫歯』
↪︎対応:虫歯の治療
↪︎予防:フッ素配合の歯磨剤、フッ素洗口液、フッ素塗布
・歯肉が下がり歯の根っこが削られてしまいセメント質が見えてしまう『不的確な歯ブラシ』
↪︎対応:歯科衛生士によるオーダーメイドの歯ブラシ指導、根っこの欠損部を詰める治療
↪︎予防:根っこの表面をコーティングする歯磨剤
・歯肉が下がり根っこにできる『根面虫歯』
↪︎対応:虫歯の治療
↪︎予防:フッ素配合の歯磨剤、フッ素洗口液、フッ素塗布
・歯肉が腫れることにより歯の根っこが露出してしまう『歯周病』
↪︎〝歯周病には段階があり初期に起こる
『歯肉炎』→『歯周炎』→『歯周病軽度』→『歯周病中度』→『歯周病重度』と段階があり
歯肉炎は、生活環境が変化しやすい思春期から起こりやすく、
女性の方は、ホルモンバランスが変化しやすい時期に歯周病原菌が活発化します。‘’
『歯肉炎』『歯周炎』は、ご自身での適切なケアでの改善が可能で、
『歯周病』は、ご自身での適切なケアに加え専門的な治療をし改善を見込む必要があります。
上記の症状は代表的な症状です。
そのほかにも原因が潜んでいる可能性もありますので、ご自身での診査・診断はせずに
歯科医院にご相談ください。