🧙🏻♀️歯磨剤の成分について🪥
こんにちは😊
歯科衛生士の須貝です🌼
皆さまが普段何気なく手に取っている歯磨きグッズ🪥
歯磨剤やマウスウォッシュを選ぶ際、
表のパッケージやデザイン、〇〇に効く!
などを見て手に取っていませんか?
最近は市販の歯磨剤もマウスウォッシュも種類がとても豊富になりました。
患者さまから、
「私に合う歯磨剤はどんなものが良いかしら?」
とよくご質問をいただくので
オールマイティーに使えるような成分を厳選しご紹介させていただきます♪
歯磨剤やマウスウォッシュを購入される際の目安になればと思います👩🏻⚕️
※個人的なおすすめの成分です。
👑CPC(塩化セチルピリジニウム)
歯磨剤や洗口液だけでなくウェットティッシュなどにも幅広く使われております。
CPCという成分はお口の中でぷかぷか浮いている細菌に効果的です。
プラーク(=バイ菌の層)の表面にくっつき殺菌し、効果が長い間続くため菌の増殖も抑制してくれます!
👑IPMP(イソプロピルメチルフェノール)
広範囲な菌に対する殺菌効果が高いと言われております。
また、消毒液や化粧品、制汗剤などにも含まれております。
歯周病や虫歯の原因となるプラーク(=バイ菌の層)は分厚く歯の表面にへばりついているのですが、だいたいの成分はプラーク表面のみ効果があり、歯の表面に近いプラークしか殺菌できませんが、
IPMPという成分は歯の表面にとどまるだけでなく、プラークの奥深くまでいきとどき殺菌してくれます(=浸透殺菌)。
👑フッ素
フッ素の効果とは・・・
お口の中を
虫歯になりづらい環境にします😁
歯を硬く、強くし、弱った部分を修復してくれます🦷✨
虫歯予防にとても効果的です。
フッ素配合の歯磨剤を選ぶ際は、
濃度も一緒にチェックしてみてください。
日本では1450ppmが1番高い濃度で販売されております。
お子さま用もご用意しております🧸💕
※お子さまの年齢によりフッ素濃度が違うため、スタッフにお尋ねくださいませ📣
👑ハイドロキシアパタイト
歯の表面は毎日の歯磨きや食事により目に見えない傷がつけられております😢
その傷に汚れや着色が付着し、白さや透明感が少しずつですが無くなっていきます😞
ハイドロキシアパタイトという成分は、
歯の表面の目に見えない傷を埋めて表面を滑らかにし、汚れやバイ菌を絡め取ってくれます。
また、歯の表面から溶け出したミネラルを補給し、硬くしてくれる効果もあります。
ホワイトニング後は歯の表面が乾燥しやすく、汚れや着色がつきやすいためお使いいただくとおすすめです💕
👑硝酸カリウム
痛みを感じる神経の働きを鈍くし、ブラッシングや冷たいものの刺激による痛みを和らげてくれます🦷
👑乳酸アルミニウム
しみる痛みの入り口をブロックしながら、持続的に痛みの伝わるトンネルを封鎖。
飲食時のキーンとする痛みまでケアしてくれます。
上記2つは知覚過敏(虫歯以外でのしみを感じる)の方におすすめです!
ご紹介いたしました成分以外にも、良い成分が多くあります🤩
成分の組み合わせにより、
歯周病や虫歯を予防することができます!
歯科医院にて現在のお口の中の状態をチェックし、歯科衛生士に合うものを選んでもらいましょう!
当クリニックでは、お口の中の状態をすぐにお調べできる唾液検査や細菌検査もございます🔬
気になる方は是非スタッフにお尋ねくださいませ😊