銀歯って本当にいいの? ③
こんにちは✨
院長の長谷川です。
1月も、もう半分が過ぎました。
早いですね〜。
最近は本当に寒くなりました。
今日も東京は雪が降るとか、降らないとか。。。
私は趣味でサーフィンをしてます。厚めのウェットを着て海に入りますが、気合いで入ってます笑。
さて今回は、セラミック(ジルコニア)についてのお話をします。
当院のセラミックの材質はジルコニアを主に使っております。
セラミック治療は、白いだけではありません。あなたの身体にとって優しい治療でもあります。
セラミックは、変形や腐食、擦り減りを生じにくい材質となっています。
歯石や歯垢がつきにくく、二次的なむし歯(二次カリエス)になりにくい性質を持っています。
見た目も自然で透明感があり、まるで自分の歯のように綺麗です。また歯肉への生体親和性も優れており、歯だけでなく、粘膜にも優しい材料です。
*セラミックのメリット
1審美性:
セラミックの最大のメリットは、透明感や質感などが自然な歯の色に近いことです。
保険の歯に比べて、歯の形も細部まで表現できます。
2虫歯になりにくい:
銀歯の詰め物や冠せ物は、劣化によって変形が生じ、その隙間から虫歯ができ始めることがあります。
また保険の接着剤と違って、隙間なく細部に渡って接着できます。
セラミックの場合は、歯との親和性が高く、変形や劣化を生じにくいので、一度治したところからまた虫歯になることが少ないのです。
3歯ぐきが変色しない:
保険の治療で使用されている金属は、唾液や口腔内の温度によって金属イオンが溶出し、歯ぐきを黒く変色させる場合があります。
4精度が高い:
色調・形態・透明感・適合感、どれをとっても保険のものよりはるかに精度が高いです。
5寿命が長い:
保険で使用されている銀歯は、平均して3~5年ほどで変形が始まると言われています。
セラミックは変形や劣化がなく、寿命が長い材料と言えます。
ただし、歯に急な力がかかったりした時には、外れてしまう可能性があります。外れてもセラミックに異常がなければまた再装着できます。
*セラミック治療のデメリット
1保険治療に比べて費用が高い:
しかしその分、劣化が少なく、安定した材料であるため、歯を長持ちさせることができます。
審美性が高いことや、二次カリエスになりにくいこと、歯垢や歯石がつきにくいことなど、費用が高い分だけのメリットはあると思います。
2割れる(破折する)ことがある:
セラミックは、変形が少ない分、大きな力が負担となって割れてしまうことがあります。
しかし、セラミックは割れるから良いのです。銀歯に大きな力がかかると変形を起こし、そこから虫歯になったり、歯が割れてしまうこともあります。
セラミックでは、負担がかかると割れてくれるので、保険の歯より少し深く削ることになります。
当院では虫歯の治療も機能性を考慮し、また審美的に仕上げております。
ぜひ、お気軽にご相談ください。