銀歯って本当にいいの? ④
こんにちは✨
院長の長谷川です。
3月です。徐々に暖かくなってきました。
花粉症の方は、辛い季節ですね。。。
今年は例年に比べて、かなり花粉が多く飛んでるようです。
対策を充分になさって、外出してください。
さて今回は、セラミックの寿命と、寿命を縮める原因と予防策についてのお話をします。
まず種類ですが、セラミックも様々な種類があります。
・オールセラミック
・e-Max
・ジルコニアセラミック
・ハイブリッドセラミック
・メタルボンド
当院のセラミックの材質はジルコニアを主に使っております。
・セラミックの寿命
セラミックの寿命は素材によって異なりますが、5~20年といわれています。
ただし、10年未満で交換が必要になる場合もあります。
寿命に差があるのは、セラミックの劣化のスピードが口腔内環境、状況で大きく異なるためです。
セラミックが寿命をむかえると、すり減り方によって歯との適合が悪くなったり割れたりします。
・セラミックの寿命を縮める原因と予防
1 歯ぎしり、食いしばり
歯ぎしり・食いしばりによって、セラミックが摩耗することがあります。
歯ぎしり・食いしばりは就寝中に生じる事が多く、意識して防ぐことは難しいかもしれません。
ただし、歯科医院ではオーダーメイドのマウスピースを作成して、就寝前に装着し歯と歯が接触するのを防ぎます。
2 噛み合わせ
噛み合わせの問題によって、セラミックが割れる場合があります。
噛み合わせが悪い状態では、歯に強い力がかかり負担となり、セラミックが割れてしまいます。
また、顎関節にも負担がかかり、頭痛や肩こり、腰痛などを引き起こす場合もあるため、
できるだけ早く改善することが大切です。
3 セルフケア(ブラッシング)が不十分
セルフケアの不十分も、セラミックの寿命に影響します。
汚れが溜まっていると、当然ながら虫歯・歯周病リスクが高まります。
強く磨き過ぎるのも危険です。セラミックや他の歯が傷ついたり、歯茎が下がったりします。
・予防
これらを防ぐためには、まず担当する歯科医師の知識・技術が必要になります。
患者さんにも十分な説明を行い、ご理解を得るためのコミュニケーションも必要です。
その上で、技工士の技術力、精密な型取り(スキャン)をするための設備も重要になります。