口腔内スキャナーについて
こんにちは🌸
歯科衛生士の須貝です🪥
今回は型取りについてお話しさせていただきます🫡
歯の被せ物や詰め物を作製する際には、型取りが必要となってきます。
従来の型取りは大きなトレーがお口の中に入り、さらに型取りの材料による異物感や、圧迫感、不快感そして固まるまで時間がかかっておりました😢🕰
そんなネガティブなイメージのある型取りを、簡単に行うことができる口腔内スキャナーを導入いたしました👏✨
【口腔内スキャナーとは🤔】
小型のカメラが先端に付いており、連続的に数分間お口の中の撮影を行います。パソコン上に3Dで構成されたお口の中の模型が映し出されるため、歯1本づつの形や噛み合わせの状態を画面で見ることができる機械です📸
【メリット】
・スキャナーでお口の中を様々な角度で撮影するため、より精度の高い型取りが可能となりました✨
・取り込んだ画像がパソコンの画面に立体的に映し出されるため、スキャン画像で不十分な部位もその場で確認できます💻
・小型カメラを数分間動かすことで、従来の型取りより、吐き気や不快感、圧迫感なく型取りが行えます👍
・今までの印象材を使用した場合、ひずみや術者による差が出てしまうこともございました。しかし、口腔内スキャナーを使うことにより、処置時間が短時間になり、作業も簡易的になったため術者による差や負担が軽減いたしました😊
・AIによる歯の色味も確認することができ、よりご自身の歯の色にちかい被せ物が作製可能となります🦷
・撮影したお口の中のデータを再利用できるため、新たな被せ物の治療時間も短くなります🍀
【デメリット】
・歯の本数が少ない場合(義歯)
・複雑な噛み合わせ(ブリッジ)
※状態により、従来の型どりを行う可能性もございます。
義歯の型取りを行う際は、頬の粘膜を型どることにより、違和感の少ない義歯を作製することができます。口腔内スキャナーと従来の型取りを組み合わせることで、より精密な義歯を作製する事ができます。
また、何本も歯がない状態ですと、噛み合わせのデータが不十分であったり、ダミーの歯と歯茎の状態が合わない可能性も出てきます😢
特殊な形の被せ物の場合はスキャナー画像と従来の型取りを行うことで、より正確な被せ物が仕上がります。
従来の型取りから口腔内スキャナーを使うことにより、簡易的にそして治療時間も短くなっております⏳
みなさまの負担を軽減できるよう日々精進して参ります✨
治療に関してのご相談や、気になることがございましたらお気軽にスタッフまでお尋ねくださいませ😌