水分補給の大切さについて💧
こんにちは
歯科衛生士の爪川です☺️
今回は【水分補給の大切さについて】
最初に成人の方の水分が体重のどのくらいを占めているかご存知ですか?
→約体重の50〜70%占めています。
水分量は年齢を重ねるごとに減少し、新生児では70〜80%だったのが高齢者では50%程度まで減少します💦
【水分の役割】
体内の水分は、健康維持のために欠かせない重要な働きをしています。
・体温の調整
・筋肉を動かす働きをする他
・血液として栄養素を全身に運び、汗や尿として老廃物を体外に出すなど
重要な役割を果たしています🐻
・脳梗塞、心筋梗塞の予防
・尿路結石の予防
・膀胱炎の予防
・便秘の予防 などなど
【成人の方の場合】
1日2〜2,5ℓの水分を失っており、運動をすることでさらにこの量は増えていき失った水分を補う必要があります。(真夏は、約1,8ℓ〜2ℓを目安に補給)
【高齢の方の場合】
年齢を重ねると、喉の乾きを感じにくくなり、室内にいても脱水を起こしやすいため、こまめな水分補給が大切
→細胞内の水分が若い人に比べ少なく、細胞外の水分が多くなってきており、脱水を生じやすい状態で、且つ細胞数の減少や腎機能の低下で、水分の再吸収も低下しているのが原因です。
【水分補給の大切さ】
運動や健康を意識している方は、意識的に水分を補給している方が多いかと思います。
運動時には体温が上がり、日常生活よりも汗を多くかくため水分を多く消費しやすく、特に夏は気温が上昇することにより、多くの水分が失われます。
また、冬は夏と比較して乾燥していて汗が蒸発しやすいので、自分では汗をかいていると自覚しづらくなり、真夏の時期以外でも水分補給を意識しなくてなりません。
運動前後の体重減少量が2%以上になると、持久力や判断力が低下し、さらにひどい熱中症に陥る恐れもあります。
【水分補給のポイント】
こまめに少量の水分を補給を習慣へ
・朝起きた時
・食事をする時
・食事の合間
・入浴の前後
・寝る前
→一度にたくさんの水分を摂取しても、うまく吸収することができません。
意識的に補給
→喉が乾いてからの水分補給は少し遅いので乾く前に水分補給をしましょう。
→体の水分が不足すると脱水を引き起こしてしまいます。
運動時に出る汗💦
→水分のほかにミネラルも一緒に排出されています。(食塩0,2%含まれている)
1時間以上運動する場合
→エネルギー摂取の観点から糖質が5%含まれています。
運動前に水分補給😊
→運動が1時間以上になる場合は、1時間〜30分前に500〜600ccの水分補給を行いましょう。
食事からの水分補給
・1日3食とる🌾🥕🥣
・野菜を積極的にとる🥦🍅🥑🌽
・メニューに汁物をとり入れる
(からだプラスから引用)
👀胃から小腸への移送速度が早く、エネルギー源になるものが良いとされています🙆♀️
⚠️ビールやコーヒーは利尿作用があるため、運動後の水分補給には適していません🙅♀️
⚠️運動時また、夏の水分補給では清涼飲料水を飲まれる方も多いかと思いますが、清涼飲料には非常に多くの糖分を含んでおり、摂取のし過ぎは体への悪影響がでるほか、虫歯のリスクも高めてしまいます。
➖➖➖実は水分は歯科にも関係がございます🦷➖➖➖
口腔内には、【唾液】が分泌していますが、【唾液】にはネバネバとした粘液性唾液と、さらさらとした漿液性唾液の2種類あり、体内の水分量が足りていると、さらさらとした良質な唾液がつくられ自浄作用が発揮されることで口腔内をきれいに洗浄し、歯周病や虫歯の予防に手助けしてくれます🧹
年々暑さを増している、夏の季節に向けて今から意識的水分補給ができるように心がけ、脱水や熱中症をはじめとする症状の予防をしていきましょう!