美容だけではないコラーゲンの力
こんにちは
歯科衛生士の須貝です🫧
梅雨の時期に入りつつあり、毎日ジメジメしておりますね。この時期はクリニックではスッキリしてもらえるよう、ミント🍀や柑橘系🍊のスッキリとしたアロマでお出迎えしております☔️
今回のブログは『コラーゲン』についての豆知識となります💁🏻♀️
コラーゲンと聞くと美容効果!
とイメージされる方が多いと思いますが、コラーゲンは体全体に関わっており、歯茎も実はコラーゲン繊維で作られています。
歯周病になると歯茎のコラーゲン繊維が壊され、腫れや出血などを起こすため、美容目的だけでなく、ご自身の大切な歯を守るためにも是非、摂取していただきたい栄養です😊
コラーゲン
皮膚や血管、腱、歯茎、骨など組織に存在する繊維状のタンパク質です。
コラーゲンは主に体を構成する全体の30%を占めており、細胞と細胞を繋ぐ接着剤のような働きをしています。
・肌に潤いや弾力を与える
・丈夫な骨の形成(骨折などの怪我を予防)
・関節の動きを良くする(肘や膝の曲げ伸ばしを滑らかにする効果)
・丈夫な腱や筋肉を作る
骨=カルシウム🦴とイメージされるかと思いますが、コラーゲンの繊維にカルシウムやミネラルなどが付着して作られております。
カルシウムだけだと硬い塊になってしまうため、コラーゲンがあることでクッションのような役割を果たしてくれます。そのため、外部からの衝撃を和らげ骨が守られます。
また、骨密度を測定し密度は十分あるが骨折などの怪我をしやすいと言う方は、カルシウムは足りているがコラーゲンが少なく、骨がしなやかさを失い、弱く壊れやすくなっている可能性が考えられます。
高齢者に多い骨粗鬆症は体内のコラーゲンが、年齢を重ねることにより減少し、質が低下するため多いと言われております。
コラーゲンを多く含む食品
動物性と海洋性があります。
🐷動物性
豚や牛から作られており、人に近い構造のコラーゲンです。たくさん取りすぎてしまうと脂質の過剰摂取になってしまう食品が多いため、偏った食事にならないよう注意が必要です。
🐟海洋性
主に魚を原料として作られています。動物性よりも脂質が少なく、分解も早く、吸収率も7倍程あると言われております。
コラーゲンと一緒に摂ることにより良い成分
🍋ビタミンC
・壊れたコラーゲン繊維の再生を促し、歯肉炎を予防!歯茎を健康に保つ
・歯と歯茎と歯を支えてくれる骨を結びつける役割
🩸鉄
・鉄分を一緒に摂ることにより、丈夫なコラーゲンを生成
・鉄の酸化を防ぐために、ビタミンCを一緒に摂取することをオススメしております💁🏻♀️
毎日のセルフケアも重要ですが、定期的なお口の中のチェックとクリーニングを通して、ご人身の栄養状態も把握していきましょう✨