幹細胞上清液②
こんにちは✨
院長の長谷川です。
段々と暑さも弱まり、秋の気配を感じるようになってきました。
体調管理には十分に気をつけてください。
さて前回の続きになりますが、再生医療の中で、最も注目をされてる幹細胞上清液についてのお話です。
*期待される効果とは?
幹細胞から分泌される成長因子やサイトカイン等の生理活性物質が、体内にある幹細胞や再生能力の高い細胞に直接働きかけて組織の再生を促す作用があります。
・組織神経修復作用
内臓、筋肉や末梢神経など、組織が損傷した場合、患部を修復。損傷した組織の細胞分裂が活性化され、組織再生力が向上し、機能が回復する。肝硬変・慢性肝炎などの肝疾患、皮膚疾患、呼吸器障害、腎臓機能障害、糖尿病の合併症などに有効。
・抗炎症作用
炎症が起こっている部位の治癒を促進し、疼痛も抑える。関節痛・腰痛・頚部痛・肩痛・筋肉痛などに有効。
・抗酸化作用
体内に発生した活性酸素を取り除き、細胞の老化やがん化を防ぐ。
・創傷治癒作用
損傷した細胞を修復し、早期に傷を治す。真皮層から皮ふ表面までの細胞を活性させ、皮膚の傷痕や炎症痕を修復。
・免疫調整作用等
異常な免疫反応により、アレルギーがおきないよう、免疫機能を正常な状態に調整。アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎に有効。
・活性化酸素除去作用
疲労回復や生活習慣病の予防に役立つ。
・若返り、美容作用
組織を修復する作用を二次的に応用し、シワやたるみなどの予防や老化改善を行う。医薬部外品や化粧品でも注目を集めている。
以上のような効果が期待できます。
次回は種類、治療法、デメリットについてお話しいたします。
*AKuA Denatal Clinicでは10月頃より、歯周病治療およびインプラント治療に幹細胞上清液を用いた治療の導入を予定しております。