相談無料
1日で治療を終える
1DAY歯周病治療
~グラグラの重度歯周病にも対応~
- レーザー殺菌療法
- パーフェクトペリオ療法
- 歯周内科療法
- 歯周組織再生療法
注目「1Dayペリオ治療」に対応
「1Dayペリオ治療」とは、「パーフェクトペリオ(高濃度次亜塩素酸水)/ジスロマック(抗生物質)、PRP(歯周組織再生療法)、レーザーを使用して、1日でメインの歯周病治療を完了するプログラムです。
その後は翌月と翌々月に来てもらい、問題がなければ通常のメンテナンスに移行します。
そのため、実質1回の治療で終了します(従来では1~2年程度は歯周病治療にかかります)。
当院は難症例対応施設でもあるので、他県や大学病院からの紹介もあります。
歯周病でお悩みの方へ
このページをご覧の方の中には、次のようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
✅歯がグラグラしている
✅歯茎の腫れや出血がある
✅口臭が気になる
✅歯周病で歯を失った
✅歯周病治療を長年続けているが、改善しない
歯周病は、一度発症すると再発しやすい特徴を持つ病気です。
しかしご安心ください。歯周病の原因は科学的に解明されており、適切な治療や予防策で対処できる病気です。とはいえ、歯周病は依然として日本人が歯を失う最も大きな原因となっています。
令和4年の調査によれば、全体の47.9%の人に初期の歯周病症状が見られたとのことです。
なぜ治療も予防も可能な病気なのに、これほど多くの方が影響を受けているのでしょうか?それには、2つの理由があります。
「生活習慣」が原因
歯周病は「生活習慣病」といわれています。これは、歯科医院で治療を受けても、自宅での日々の歯磨きなどの口腔ケアが不十分だと再発してしまう可能性があることを意味します。さらに、不規則な食事や喫煙、ストレスといった要因も、歯周病のリスクを高めることにつながります。
「歯科医院の治療」が原因
歯周病は、細菌による感染症です。歯科医院での治療では、歯石や歯垢を取り除くことが基本となりますが、それだけでは不十分な場合があります。原因菌に直接アプローチしない限り、根本的な治療は難しいです。
何本も歯を失った経験がある方や、再発を繰り返している方は、これらの要因のいずれか、または両方に原因があることが多いです。
当院では、生活習慣の指導改善と、科学的に根拠のある治療法の両方を取り入れて、歯周病の治療に取り組んでいます。お悩みの方は、ぜひご相談ください。
「患者さんに合わせた」治療プログラム
歯周病は、歯茎の中で静かに進行するため、外からは見えにくいものです。
また、細菌が原因の感染症ですが、その細菌には多くの種類があり、それぞれに効果的な治療法や薬品が異なります。
そのため、当院では精密機器を用いて科学的な検査を行い、具体的な原因を特定します。そして、患者さん一人ひとりに最適な治療プログラムを作成しています。
以下では、当院が行っている検査や治療法について詳しくご紹介します。
科学的根拠のある「検査」と「診断」
咬合検査
「咬合性外傷」という歯の病気は、症状は歯周病とよく似ていますが、治療法は異なります。治療を始める前に、この病気の診断がとても重要です。当院では、iTeroと呼ばれる光学印象を使用して、咬合検査を行っています。
通常の咬合検査と比べて、早く正確に診断が可能なのが特徴です。
歯周ポケット検査
「歯周プローブ」という器具を用いて、歯周ポケットの深さを測る検査です。歯周ポケットの深さは、歯周病の進行度合いを測る目安となります。健康な歯茎の場合、歯周ポケットの深さは1〜2mが一般的ですが、3mm以上となると、歯周病が疑われます。
CT検査/レントゲン検査
CTやレントゲンを使用して顎の骨の状態を詳しく調べます。
歯周病は骨を徐々に溶かしていく病気であるため、CTやレントゲン検査で現状の病状を正確に把握します。
唾液検査
「唾液検査」によって、虫歯や歯周病のリスクが判定できます。虫歯や歯周病にどのくらいなりやすいか、お口がどんな状態なのかがわかるので、患者さん一人ひとりに最適な治療や予防のプランを作成できます。
口臭検査
口臭の原因のひとつとして、歯周病菌がたんぱく質を分解する際に放出するガスがあげられます。そこで口臭を測定することで、歯周病の進み具合がわかります。
口腔内写真
お口の状況を専用のカメラで詳細に撮影して、磨き残し、噛み合わせの問題、歯並びの状態、治療後の変化などを確認します。
位相差顕微鏡
生きた細菌をリアルタイムで観察することができる特殊な顕微鏡「位相差顕微鏡」を用いた検査です。治療前、治療中、治療後の細菌の変化を観察します。
「原因菌にアプローチ」する治療プログラム
検査と診断を終えたら、次は適切な治療を進めていきます。
当院で行っている治療プログラムをいくつかご紹介します。
歯科衛生士による徹底クリーニング「PMTC」
歯周病を改善するにはご自宅での歯みがきが欠かせません。しかし、歯と歯の間の汚れや、歯周ポケット深くに溜まった歯石などは、歯みがきだけでは落とせません。こういった汚れは、歯科医院で専門的な器具を使って除去する必要があります。
歯科医院でのお口のクリーニングを「PMTC(Professional Machine Tooth Cleaning)」といい、お口のケアのプロフェッショナルである「歯科衛生士」が、専門の器具を使用し、歯石や歯垢をしっかりと除去します。
「GBT」とスイスEMS社製の「エアフロー」
当院では、歯周病治療の一環として「GBT(Guided Biofilm Therapy)」に力を入れています。従来の治療法は硬くなった歯石の除去に重点を置いていましたが、GBTは「バイオフィルム」の概念に基づく治療です。
バイオフィルムとは、細菌が口の中で薄い膜を作ったヌルヌルした層のことです。この層は目で見にくく、従来の方法での除去が難しいものでした。
GBTでは、特殊な薬剤を使ってこのバイオフィルムを染色し、見えるようにします。そして、スイスのEMS社が開発した「エアフロー」と呼ばれる装置を使用し、バイオフィルムや初期の歯石を効果的に除去します。
エアフローは、細かいパウダーを歯の表面に吹き付けることで、歯や歯肉にダメージを与えることなく汚れを取り除くことができる技術です。以下の動画で、エアフローを用いてバイオフィルムを取り除く様子をご覧いただけます。
EMS社のエアフローは、従来の製品と比較して、次に紹介するような特長があります。
✅バイオフィルムを取り除く性能が高い
✅歯や歯肉を傷つけずに治療できる
この装置の有効性は、予防歯科研究の先端を行くスウェーデンのイエテボリ大学でも高く評価されています。
レーザーで殺菌
歯科用レーザー(Er-YAGレーザー)の光には、強い殺菌力があります。
歯周病は、口腔内の細菌による感染症です。歯周病の治療では、その原因菌をしっかり退治することが大切です。当院では、患部にレーザーの光を当てて、歯周病菌を殺菌していきます。レーザーの光は歯肉や歯の表面にのみ作用するため、痛みはほとんど感じません。
薬で治療する「歯周内科治療」
歯周病菌の種類によっては、薬を飲むことで改善できるケースもあります。
唾液検査や遺伝子検査で歯周病の原因菌が特定できたら、必要に応じて「ジスロマック」などの抗生物質を処方いたします。
歯周病菌を徹底的に殺菌する「3DS」
「3DS」は比較的短期間で、歯周病菌を徹底的に殺菌する治療法です。殺菌剤を入れたマウスピースをお口にはめて使用し、歯の周囲を直接殺菌していきます。原因菌の数を限りなくゼロに近づけることができるので、とても効果があります。
また、口臭改善にも効果があります。口臭の多くは、歯周病菌が出すガスが原因なので、歯周病菌を除菌することで口臭も改善されます。
ビタミンC点滴
ビタミンCを投与することで、免疫力の向上ができます。歯周病は細菌によって引き起こされるため、免疫力を向上させることで、歯周病リスクの減少にも期待できます。
プロバイオティクス
口腔内には善玉菌と悪玉菌が存在し、このバランスが崩れると歯周病菌が増加することがあります。
そこで、人体に良い影響を与える微生物を活用したプロバイオティクスを活用し、善玉菌を増やして悪玉菌の影響を抑え、口腔内の健康をサポートします。
GTR
歯周病を治療すると、失われた骨や歯肉が少しずつ再生します。
あまり知られていませんが、実は骨にも再生する能力が備わっています。しかし、放っておけば骨が再生するというわけではありません。
歯肉は骨に比べて再生するスピードが速く、本来は骨が再生する場所を歯肉が覆い尽くしてしまい、実際に骨が再生されることはありません。
そこで、骨が再生されるべき場所を「メンブレン」という膜で保護する治療法が「GTR」です。骨が歯肉に邪魔されることがないので、再生します。
PRGF/PRP/CGF
「PRGF」は、患者さん自身の血液から抽出した血小板と、成長因子が豊富なフィブリンゲルを利用する方法です。
このゲルを使用することで、骨の再生や歯肉の再生を促進し、痛みを軽減。回復過程を加速させる効果があります。
すべてが患者さん自身の血液から作られるため、拒絶反応やアレルギーのリスクがないという点も大きなメリットです。
奥底の歯石を取り除く「歯周外科治療」
歯周病が進行すると、通常の方法では奥深くに付着した歯石を取り除くことが難しくなります。放置すれば、歯周病はさらに悪化し、最終的に歯を失うリスクも高まります。
そこで必要となるのが「歯周外科治療」です。
この治療では、深くなった歯周ポケットをしっかり治療するために、歯肉を外科的に切開し、歯根の奥にこびりついた歯石や汚れを徹底的に除去します。進行を抑え、歯の健康を守るために重要な治療法です。
FOP法
「FOP法」とは、歯周ポケットの奥底に溜まった歯石を取り除く治療法を指します。
まず歯茎を切り開き、歯石を取り除いた後に縫合します。歯石や汚れを取り除くと炎症は回復し、歯周ポケットは徐々に浅くなります。
ルートセパレーション
奥歯は根がいくつかに分かれていますが、歯周病が進行すると、これらの根の周囲の骨が溶け、根の分かれ目が外に露出してしまいます。
この部分には歯垢や歯石が付きやすくなりますが、通常の歯石除去の器具では根の分かれ目に届かないため、ここに溜まった歯石は通常の方法では取り除くことができません。
そこで、歯を2〜3に分割し、掃除しやすくする治療法が「ルートセパレーション」です。歯石や汚れを取り除いたら、被せ物を装着することで、見た目や機能性を回復します。
歯肉移植手術
歯周病が進行すると、歯肉の腫れと退縮が同時に起こります。治療が進んで腫れが引くにつれて、歯肉の退縮がはっきりと目立つようになります。そのため、歯が長くなったように見えます。
本来は歯肉の中にあるべき部分が外に出てしまっているので、見た目の問題だけでなく、知覚過敏などを引き起こすこともあります。
当院では、「歯肉移植術」という術式で、失われた歯肉を外科的に改善する治療も行っています。
注目日本口腔外科学会「認定医」が在籍
当院の院長は、日本口腔外科学会「認定医」ならびに臨床歯科麻酔管理「指導医」の資格を取得しています。
これまで難症例を含む数多くの口腔外科手術を行ってた実績があるので、安心してご相談ください。
より的確なアドバイスができる
歯科衛生士「担当制」
当院では、患者さん一人ひとりに専任の歯科衛生士が付く、「衛生士担当制」を採用しています。
歯周病の治療には、患者さんの生活習慣の改善指導なども含まれています。毎回同じ歯科衛生士が担当するので、一人ひとりの患者さんに適した治療やアドバイスが可能です。
また、歯科衛生士も「高倍率ルーペ」を使用してお口のケアを行うので、肉眼では見えない細かい歯石を取り除くことができます。
院長よりメッセージ
従来であれば抜歯を選択するしかなかった症例でも、今では歯を抜かずに治療できる技術が進歩してきました。
そして当院では、実質1回の治療で終了する「1Dayペリオ治療」や外科手術を含む「難症例」も対応可能です。
近年の研究では、歯周病は、心筋梗塞・脳溢血・糖尿病・早産・低体重児出産など、深刻な全身疾患に関係していることがわかっています。
歯周病治療することで、歯を守るだけではなく、全身の健康を守ることにつながるのです。
今からでも遅くはないので、私たちと一緒に歯周病を治していきましょう。
初診「個別」相談へのご案内
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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