レントゲン・口腔内写真について📸
こんにちは歯科衛生士の須貝です🍁
今回は検診や初回カウンセリングの際に撮影しております、レントゲンと口腔内写真についてお話しさせていただきます。
【レントゲン🩻】
⭐️レントゲンの安全性
撮影の際は、放射線から体を防御する重たいエプロンを必ずつけてから撮影いたします。
放射線を浴びた際に体に影響する大きさを表す単位をSv(シーベルト)と言い、
日常生活では年間で約1.5ミリSvの放射量を自然と浴び、放射線によるガンなど悪性腫瘍の過敏発症は年間100ミリSvを超えなければならないそうです。
レントゲン=被爆とお考えになる方は多いかと思いますが、
レントゲン(パノラマ)1回の撮影で0.04ミリSv、小さなレントゲンであれば0.02ミリSvと微量ですので、ご安心ください。
⭐️レントゲンからわかること
つめものや被せ物/虫歯/神経の有無
歯を支えている骨の溶け具合
歯のキレツ/歯の根の炎症/歯石
骨の中に埋まっている歯/顎の関節
⭐️レントゲンの白と黒の部分
黒い部分→神経/虫歯/空洞の部分
白い部分→詰め物/被せ物/神経の治療後のお薬/骨/インプラント
レントゲンでは写真や目で見た時、触った時には分からない歯や歯ぐきの内部、骨の状態を確認するために撮影し、レントゲンを見ながら治療を進めております。
【口腔内写真📸】
⭐️撮影方法
5枚法で撮影しております。
お口を引っ張る器具と鏡を使い、
噛んだ状態の正面・左右
お口を開けた状態の上下
を撮影していきます。
また場合によって治療部位のみ撮影することもあります。
⭐️口腔内写真からわかること
歯並びの状態/歯ぐきや歯の色や形
磨き残しの状態/傷/虫歯
くいしばり/歯のキレツ
小帯の位置/被せ物の段差
レントゲンと口腔内写真を見比べ診断いたします。
⭐️口腔内写真を撮ることにより・・・
・写真を技工所に送り、患者さまの歯にちかいお色や形の被せ物を作ります。
・口腔内写真を見ながら治療する部位を患者さまとご相談させていただき、治療計画を立てていきます。
・治療途中の状態、虫歯、歯周病の進行状態を患者さまと一緒に確認いたします。
・治療後では治療前の写真と比較し、再度気になる部位はないか再確認しております。
レントゲン🩻や口腔内写真📸は重要な役割があり、患者さまと先生とスタッフが共有でき、チーム医療にとても重要な情報です。
現在のお口の中の状態が気になる方はスタッフまでお尋ねください🫡