歯ぎしりを軽減させる方法🦷
歯科衛生士の須貝です。
あけましておめでとうございます🌅
本年も精進し患者さんに貢献できるよう、努めてまいります。
よろしくお願いいたします🐍
今回は歯ぎしりについてお話しさせていただきます。
無意識のうちに食いしばっていたり、
歯をこすり合わせたりしてしまうなど、
上下の歯を必要以上に
噛み締めてしまっている状態です
日中起きているときに生じるものと
眠っている間に生じるものがあります
正常の場合、1日のうち、
上の歯と下の歯が合わさる時間は
20分間と言われています。
口を閉じている時でも、
歯と歯は離れている状態が正常です😌
噛み締めている自覚がなくても、
日中上の歯と下の歯が合わさっている人は、それだけでもかなりの力がかかっており、
顎周りの筋肉が疲れてしまいます😓
また、
寝ているときの歯ぎしりは
顎にかかる力が体重の約2倍
50kgの人なら100kg
それだけ強い力がかかるので
食いしばりや歯ぎしりがある人は
少しずつ歯がすり減り
歯が短くなっていきます
つまり、
歯のケアも必要になってきます。
食いしばりや歯ぎしりを日常的に行なっていると、他にも様々な影響が出てきます。
・顎関節の痛み
・エラがはる
・歯がすり減る
・肩こり
・頭痛など
・知覚過敏
・歯の痛み
・舌の痛み
また、
食いしばりや歯ぎしりの自覚がない方も要チェック☑️
自覚がなくても、噛む時に使う筋肉が
ガチガチに固まっている方
実はすごく多いのです‼️
自分が食いしばっていることに気づくことが重要です。
以下の項目に当てはまる人は、無意識に食いしばりをしている可能性があります。
・歯茎や歯茎の内側がボコボコしている
・舌の脇に歯形がついている
・歯ぎしりしていると家族から言われた
・集中しているときに食いしばっている
・歯にヒビがはいっている
・擦れてかけたような歯がある
・歯茎が下がる、歯の根本が削れていたり、欠けている
・起きた時に口の周囲がこわばる
・顎がカクカクなる
・肩こり、頭痛
食いしばりの原因は
ストレスが大きく関わっています😬
歯ぎしりを防ぐためには・・・
・マウスピース(日常時や就寝時、スポーツ時)
・ボトックス注射💉
・リラックスをする時間を増やす
※マウスピース、ボトックス注射はクリニックで行えます。
難しい場合には、お食事を工夫してみると良いそうです。
ストレスを抑えるホルモンにセロトニンというものがあるのですが、このセロトニンはトリプトファンというアミノ酸からできているのできるそうです。
タンパク質がストレス緩和の助けをしてくれます。
※ セロトニンはホルモンではなく神経伝達物質です。
鶏胸肉やチーズや大豆製品などのタンパク質がおすすめです。
セロトニンを作るために、ビタミンB群や鉄も必要になるので、緑黄色野菜やレバーやカツオ、イワシなども加えて召し上がっていただくことをお勧めいたします。
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