口腔外科「認定医」や歯科麻酔「専門医」在籍
親知らずの抜歯は歯科治療の一種ですが、水平埋伏(横に生えている場合)などの「難症例」は、どこの歯科院でも対応しているわけではありません。大学病院へ紹介されるケースが多いです。
なぜなら、治療に伴うリスク(出血/神経麻痺)が大きいからです。
しかし、大学病院への紹介では予約が取りづらく、待ち時間が長くなることがあります。そのため、まずは口腔外科医が在籍する歯科医院で受診することをお勧めします。
当院は、日本口腔外科学会「認定医」ならびに日本歯科麻酔学会「専門医/認定医」が複数在籍しています。
そのため、難症例でも安全な処置ができる環境が整っています。
院長/医学博士・長谷川 義道
経歴
| 岩手医科大学歯学部歯学科 卒業 |
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| 東京大学医学部 口腔外科学教室研修医 医員 |
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| 明海大学歯学部 口腔外科学第二講座 助手 |
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| 東京大学医学部附属病院 救急部・集中治療部 医員 |
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| 埼玉医科大学形成外科・美容外科 研究生 |
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| 三井記念病院歯科口腔外科 医長 |
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資格・所属学会・団体
- 医学博士
- 日本口腔外科学会 認定医
- 臨床歯科麻酔 管理指導医
- 厚労省 歯科医師臨床研修医 指導医
- 日本先進インプラント医療学会 専門医 指導医
- 国際口腔インプラント学会 専門医
- 日本口腔ケア学会 認定医
- 日本顎顔面インプラント学会
- ITIメンバー
- BLS ACLS Healthcare Provider(AHA公認)
- ICLS 日本救急医学会
注目!驚くほど速い「親知らず抜歯3タイプ」
親知らずは、生え方によって抜歯の難易度が異なります。
当院では、患者さんの親知らずの「生え方」に合わせて、以下の3タイプに分けて治療しています。
大学病院でしかできないような難症例にも対応していますので、まずはご相談ください。
※所要時間は、患者さんの歯の状況により異なります
たった1分「まっすぐタイプ」
所要時間1分
埋まっていない、まっすぐ生えているタイプの親知らずの抜歯は、難易度が低く、所要時間もそれほどかかりません。所要時間は1分ほどです。
最短5分「横向きタイプ」
所要時間5分~20分
横向きに生えている親知らずや通常の埋没の場合、歯肉を切開する必要があります。切開した後は、歯肉をめくり上げて、親知らずの頭の部分や骨の一部を削ったり、歯を分割したりして抜歯を行います。
難症例でも30分ほど「埋まっているタイプ」
所要時間30分~45分
親知らずが骨や歯茎の中に埋まっている場合、抜歯は特に困難です。このようなケースは、通常、口腔外科医でなければ対応が難しいとされています。当院には、日本口腔外科学会の「認定医」が在籍しており、こうした難しい症例にも対応が可能です。
「安全かつ的確」に
親知らずの抜歯を行うための環境
難症例でもできる限りリスクを低減して治療を行うことができるように整えている、当院の体制についてご紹介します。
正確な診断を可能にする「CT撮影」
通常は「2次元」で撮影するレントゲンを使用して診断を行いますが、当院では「3次元」で撮影が可能なCTを用いて、より詳細な診断を行っています。2次元と3次元では「見える範囲」が異なり、3次元の撮影ではより多くの情報を得ることができます。
下の画像は別の治療ケースですが、同じ部位を2次元レントゲン(左)と3次元のCT(右)で撮影したものです。問題のある部分には丸がついており、3次元の画像でははっきりと黒い影が確認できますが、2次元の画像ではそれが見えません。
要するに、2次元レントゲンだけでは「問題が見落とされる」可能性があるということです。歯科医療において、「見える」「見えない」は大きな差となります。当院では、しっかりとした視野を提供するために、3次元のCT装置を使用して診断を行っています。
麻酔効果が長期間/広範囲に及ぶ「伝達麻酔」
口腔内の奥の方は麻酔が効きにくいと一般的に言われています。そのため、標準的な治療で用いる麻酔(浸透麻酔)だけでは、親白布の抜歯の場合、痛みを感じやすいことがあります。
そこで、当院では浸透麻酔に加えて、「伝達麻酔」を使用することで、治療の痛みを軽減しています。伝達麻酔は、広範囲に効果が及び、持続時間も長くなるため、患者さんも安心して治療を受けることができます。
術後の大きな穴を早期治癒する「テルプラグ」「ビタミンC点滴」
「テルプラグ」とは、親知らずの抜歯などで大きく空いた歯肉の穴に充填するコラーゲン材です。治癒を促進する効果があります。
また、同様に治癒を促進する効果がある「ビタミンB群・高濃度ビタミンC」の点滴を行います。
術後の治癒を促進させる「PRP/CGF」
親知らずの抜歯は生体に一定のダメージを与えます。そこで、「PRP/CGF」をはじめとする再生療法を用いることでその回復を早めることができます。
具体的には、患者さんの血液から「成長因子」を生成し、親知らずがあった場所に埋め込みます。そうすることで、痛みや腫れの軽減、治癒促進の効果が期待できます。ご自身の血液から生成するので、拒絶反応やアレルギーのリスクがないというメリットがあります。
眠っている間に治療が終わる「睡眠無痛治療」6万円~
抜歯に不安を感じる方には、睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)をご用意しています。この方法では、鎮静効果のある薬を点滴で投与し、ウトウトと眠ったような状態で治療を受けることができます。全身麻酔と比べてリスクが少なく、多くの方に適用可能です。歯科恐怖症の方や治療時の痛みが心配な方は、ぜひご相談ください。
初診「個別」相談へのご案内
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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