唾液の役割について
こんにちは、歯科衛生士の爪川です😊
今回のテーマは『唾液の役割』についてです👀
唾液には主にお口の中を潤し、食べ物をのどに運ぶ役割のほかに虫歯菌、歯周病菌から守る役割が備わっています。
その理由は
唾液の主な主成分は99.5%水分、0.5%が酵素・電解質で構成されており、虫歯・歯周病は、その僅かな0.5%の成分によって守られています。
通常、健康な成人であれば1日の唾液量は1.0-1.5ℓ分泌されますが、睡眠時はほとんど分泌しません。
お口の中が乾燥してしまうと細菌が増殖し虫歯、歯周病、口臭などと言ったお口のトラブルを引き起こしやすくなります。
慢性鼻炎、鼻粘膜疾患や今の時期だと花粉症で口呼吸になり、お口の中が乾燥しやすい方も多くいらっしゃると思います🌸
こまめに水分補給をしたり、よく噛むことで唾液の分泌を促進し乾燥を防ぐことができます。また、普段の歯磨きの際に大きめの歯ブラシを使用するなどの、一工夫でお口の中が刺激され唾液の分泌を促すことができますので是非お試しください。唾液腺マッサージも有効です(両方のあごの下を揉む感じです)。