皆さん、こんにちは。

新橋駅から5分の、AKuA Dental Clinicです。

お口のにおいが気になったことはありませんか？
とくにマスク生活が長くなり、マスクを取った時にご自分のお口のにおいが気になる方もいらっしゃるでしょう。

ニンニクやアルコールなど、においの強いものをとった後以外にも、あれ？と不安になった経験がある場合、もしかしたら歯周病の可能性もあります。
今回は、歯周病と口臭の関係についてお話しします。

口臭は、「病的口臭」と「生理的口臭」の2つに大きく分けることができます。
このうち、治療が必要となるのは「病的口臭」です。

病的口臭の原因としては、むし歯や歯周病などのお口の中のトラブルや、全身疾患などが挙げられます。

歯周病などが原因となる「病的口臭」の原因は、「VSC(揮発性硫黄化合物)」によるものです。

そもそも歯周病は、細菌によって歯ぐきが炎症を起こす病気で、炎症により歯と歯ぐきの間の「歯周ポケット」が深くなり、細菌が発生しやすくなります。
お口の細菌が増加すると食べかすを分解して、VSCを作り出してしまうのです。
その他にも歯周病が進行して膿が出ていることも口臭の原因となる場合もあります。

歯周病を予防するためには、以下の3つが大きなポイントになります。

1.毎日の歯磨き

お口の中を清潔に保つためには、毎日の歯磨きが欠かせません。
ブラッシングによって、歯周ポケットが深くなってしまうのを阻止することも可能です。
毎日食後に歯磨きする習慣をつけるほか、夜寝る前にも丁寧に歯磨きをするようにしましょう。

2.免疫力アップ

免疫力をアップさせることも歯周病予防になります。
疲れやストレス、生活習慣の乱れにより免疫が弱まり、歯周病にかかりやすくなるためです。
バランスのよいお食事をとり、過度な飲酒や喫煙は控え、十分な睡眠を心がけることなどで、お口だけでなく、身体の健康にも気を配りましょう。

3.歯科医院で定期検診

歯周病を予防するためには、歯科医院での定期的な検診も大切です。
定期検診では、ブラッシング指導や歯のクリーニングも行っていますし、お口のトラブルの早期発見にもつながります。
とくにお口に異常がなくても、3ヶ月〜半年に1回程度は歯科医院でお口状態を見てもらいましょう。

このように、歯周病が原因となる口臭でお悩みの方は意外と多くいらっしゃいます。
ですが、デリケートなお悩みだけにどの科を受診しいたらいいのかわからなくて相談できずに困っている場合も多いのです。

当院では、口臭についてのご相談も承っておりますので、どうぞお気軽にお越しください。