歯周病① 歯周病とは?
こんにちは✨
院長の長谷川です。
当院でメイン治療でもある、インプラント、歯周病に関してシリーズで分かりやすくお話いたします。
前回でインプラントのお話しが一旦終了し、今回から歯周病(治療)をメインにお話しいたします。
第1回目の今回は歯周病とは?
*歯周病ってどんな病気?
皆さん、こんな経験はありませんか?
①歯がぐらぐらする
②歯茎から血が出ている
③歯が長くなったように感じる
④口臭が気になる
⬇︎
このような症状があった場合は
もう立派な歯周病です😢
→はじめはプラークという細菌とその老廃物でできた塊が歯の生え際にたまることから始まります。プラークは歯茎の炎症を引き起こし、さらに歯を支えている骨を溶かしてしまい歯が抜けてしまいます。一般的になかなか治すのが難しいと言われていますが、今はきちんとした治療をすれば完治に近いところまでが可能な病気です。
- 歯周病はなぜ起こるの?
→歯周病菌は嫌気性(ケンキセイ)という空気を嫌う性質を持っています。この性質のため、空気の豊富なお口の粘膜の表面でなく、歯の生え際に溜まる性質を持っています。これが悪化すると歯周ポケットと呼ばれ生え際に沿って深くなり、さらに病菌の温床となり、歯茎を腫らしたり膿を出したりするのです。
そうするとさらにポケットが深くなるという悪循環を起こしてしまいます。
- なぜ歯周病菌は再発するの?
→1度深くなった歯周ポケットの中には歯ブラシが届きません。
また従来の歯石取りを繰り返しても無くなりません。
ポケットを治さずに歯石取りに通院しても歯ブラシでごしごし磨いても何度も再発するのは、歯周病菌の住み家であるポケットが残っているからです。
- どうすれば歯周病は治るの?
→嫌気性の歯周病菌は歯周ポケットがなくなると戻って来れません。
これは、体でいうと病気に対して抵抗力が高い状態と言えます。
そのためには、感染した歯周ポケットを殺菌した後、さらにそのポケットに歯周病菌が再定着しないように埋めていくような治療が必要です。
次回は治療に関してと、もう少し詳しく歯周病についてお話いたします。