銀歯って本当にいいの? ①
こんにちは✨
院長の長谷川です。
日中は天気がいいと温かく感じますが、朝晩は冷え込むようになって来ました。
紅葉は徐々にすすんで紅葉狩りシーズン到来ですね。
さて今回は、現在保険でよく使われている銀歯に関してお話ししたいと思います。
・銀歯の種類
保険診療で1番使われている銀歯は、金銀パラジウム合金と呼ばれるものです。
12%の金に銀や銅・パラジウムなどを合わせた金属になりますが。
主にインレー(詰め物)やクラウン(冠せ物)、ブリッジに使用されています。型取り(印象)をして、
技工所(ラボ)で模型上で作製した銀歯を虫歯を治療した歯にセメントで装着します。
次にアマルガムです。
昭和30から50年代後半では、多く使用されたアマルガムも最近ではほとんど使用されることはなくなりました。
理由は成分に水銀が含まれているからです。アマルガムは虫歯を除去した後、セメントを使わずに詰めていく治療するのだため、当然ですが金銀パラジウム合金のようにセメントが劣化することはありません。
そして保険診療では入れ歯のクラスプ(留め具)によく使われるコバルトクロム合金です。
コバルトを含む金属はとても硬く、力のかかりやすい入れ歯の留め具にはピッタリの材料です。
今後は、インレーやクラウンに使用される、金銀パラジウム合金についてのお話をします。