幹細胞上清液③
こんにちは✨
院長の長谷川です。
朝晩はかなり寒くなってきました。
体調管理には十分に気をつけてください。
さて前回の続きになりますが、再生医療の中で、最も注目をされてる幹細胞上清液についてのお話です。
⚫︎幹細胞上清液 種類
・羊膜由来間葉系幹細胞
・臍帯血由来間葉系幹細胞
・脂肪由来間葉系幹細胞
・骨髄由来間葉系幹細胞
・胎盤由来間葉系幹細胞
・歯髄由来間葉系幹細胞
⚫︎治療法
・全身投与
全身投与とは、点滴で、静脈内に投与する方法です。
生理食塩水に幹細胞培養上清液を溶かし、血流に乗せて全身に循環させます。
・脳内投与
脳内投与は、幹細胞培養上清液を点鼻によって投与する方法です。
脳に疾患がある場合にはこの方法を用い、幹細胞培養上清液を、鼻腔から脳内の毛細血管に届けます。
・局所投与
局所投与とは、関節部などの患部に、幹細胞培養上清液を直接注射で注入する方法です。ケガや
病気による組織の損傷部位に注射で注入することも可能です。
・皮下注射
予防接種などのように、皮膚の下にある皮下組織に注射を打つ方法で、筋肉注射と比べると痛みが少ないです。皮下組織には血管が少ないため、吸収速度はゆっくりで、血中濃度が、長時間保ちながら穏やかに効いていきます。そのため、製剤がその場に駐留することになり、一時的に腫れの症状を起こします。
⚫︎デメリット
・妊娠中や妊娠の可能性がある場合、授乳中の方は安全のため施術を受けることができません。
・本療法は医療水準として未確立なものであり、効果の点で不確実性を伴います。
・注射部位の痛み・アレルギー反応等を伴う場合がございます。