スウェーデン式歯磨きワンタフトブラシのすすめ
皆さん、こんにちは。
新橋駅から5分の、AKuA Dental Clinicです。
日本は、歯科予防についてかなり遅れをとっている国といえます。
矯正器具や歯科材料やケアグッズなど、アイテムの面では優れているところも多いですが、国民の歯科予防に関する意識や実際の取り組みについては、遅れているといわざるを得ません。
歯科予防の先進国スウェーデンと比べると、日本は、80歳以上の高齢者の歯の残存数が8本も少ない、ということからもわかります。
「8020運動」という、歯の健康維持についての取り組みを耳にしたことがあるでしょうか?
厚生労働省と日本歯科医師会が推進しているもので、「80歳で20本の天然の歯が残っていれば、噛んで食べることに満足できる」といいます。
80歳で20本の歯が残っている人は以前よりもすいぶん増えて、今では50%を超えるまで改善されましたが、平均すると13本です(厚生労働省による2017年度の歯科医療疾患実態調査)。
ところがスウェーデンでは、なんと平均本数21.1本。8本多いのと少ないのとでは、かなり噛む力に差が出てくるでしょう。
まだまだ、日本の予防歯科に対する意識は、改善していく必要があるといえます。
スウェーデンでは、食後と就寝前にしっかりと歯を磨いています。
そして、歯ブラシ1本だけでの歯磨きではなく、ワンタフトブラシというヘッドが丸くて小さい歯ブラシを使用します。
歯のすき間など、細かいところを磨きやすいので、磨き残しをグンと減らせます。
さらに、歯間の歯垢を掻き出すためのデンタルフロスなども使います。歯周病菌の温床となる歯垢を取り除くことが大切です。
AKuA Dental Clinicでは、スウェーデンでも採用されているフッ素塗布などの予防処置を行っています。
歯周病をしっかりと予防したい、効果的な予防の方法を教えてほしい、という方は当院へご来院ください。